感謝のちから

いつもたくさんの方々に力をいただいて、成長させていただいています。この場を借りて感謝いたします。

今日は、感謝をテーマにお話しをいたします。

今更論じることもなく、世間一般に広まっている「感謝のちから」ではありますが
あらゆる分野で「感謝」がキーワードになっていることに焦点を当てて共通点という観点で見ていきます。

みなさん、感謝というと何を連想されますか?
自分が人に何かすることによって、人から「ありがとう」など
感謝の意を受けるとか、その逆で自分が人から何か助けていただいたときにでる感謝の意の言動などを思い起されるのではないでしょうか。

感謝された時の気持ちを思い出すと、ほとんどの人が「いい気持ち」になると思います。
また、人から受けた恩に対しての「ありがたい気持ち」から感謝が生まれるでしょう。

経営者からすると、お客様からのこういった感謝の言葉をいただくと、
「やりがい」や「益々の奉仕意欲」が湧いてくることで実感されているのではないでしょうか。

このように
ちょっと想像しただけでも「いい気持ち」「ありがたい気持ち」「やりがい」「奉仕意欲」
といった心情が、感謝から生まれてくることがわかります。

人間の体は、感謝をすることで、こういった自分にとってプラスの心情が生まれるようにできているそうです。
人によってこの度合いが違うので、一概には言えませんが、
プラスの心情が生まれる原動力が「感謝」であることは間違いありません。

「感謝」のちからは、いくつかの学問でも提唱されています。
 脳科学では「エンドルフィン」という脳内物質が分泌され、これがいい気持ちにさせています。
 心理学では アドラーは感謝の意を示すことを「勇気づけ」と表現している。
 哲学では、「幸福とは?」 貢献感でありそれは感謝から生まれると説く学者も
 古くはインドの大乗仏教や密教などの「マントラ=真言」と呼ばれる讃歌や祈りを表現した短い言葉で唱えること。
 また、レジリエンスという「逆境に打ち勝つための力」を強化するのも「感謝」だと
 
 最近では、大相撲の貴景勝も大関昇進の向上で「武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず精進する」
と、ここでも感謝が引用されています。

たくさん有り過ぎてごちゃごちゃしてきたのでまとめると
「感謝」は時代、文化を問わず 人々を勇気づけ幸せにしてくれる「ちから」を持っていることが共通認識としてあることです。

それは、
人は一人では生きてはいけない」ということを根底として
対人関係において、たとえ嫌な人でも良いところを見つけて「感謝」することで
良い関係が築けお互いに幸せになるということです。

常に実践されている方にとっては今更ですが、
日々感謝の気持ちで自己を見つめて他者貢献していきましょう

長文にお付き合いありがとうございました。