※文末にマインドフルネスのやり方のご紹介しています
ご存知のかたもいらっしゃるのではと思いますが、私にはこの「偏桃体ハイジャック」という言葉が新鮮だったのでご紹介します。
近年、ドライブレコーダーの普及で、あおり運転の様子が映像で記録が残るようになり
これに関連する事故事件がニュースで話題となっていますが、
扁桃体ハイジャックとは、まさにこのあおり運転の原因となる
ついカッっとなって見境なく怒り出し豹変するこの状態のことを言うそうです。
最近の言葉では「切れる」というのがよく使われますが、この時の状態ですね。
グーグルなどの企業でも「扁桃体ハイジャックに気をつけよう」
などと言われているようです。
記憶に新しいところで、東名高速のあおり運転事故の件がありましたが
この容疑者の逮捕前のマスコミのインタビューで、被害者の
「邪魔だ、ボケ」という発言に対して
「言われたらこっちもカチンとくるけん。こっちも人間やけん」
という言葉が、今でも印象に残っています。
人間はどうしてこのように、瞬間的に感情的になって行動をとってしまうのだろうか?
冷静になって後から考えると「なんでこんなことしてしまったん
だろう」って後悔するときがありますよね。
それは、脳のつくりで説明されています。
脳の中には感情を司る「扁桃体」という器官があり、
記憶を司る器官の「海馬」と連携して、この事象に対して感情を
どう出すべきかを判断して、
それにふさわしい感情を発動させますが、この扁桃体が暴発してしまうことがあります。
このように感情のコントロールができなくなっている状態がまさに
扁桃体にハイジャックされている状態です。
この時、扁桃体という器官自体が巨大化していることが分かっています。
この巨大化を抑えられれば、切れやすい人も少なくなります。
その方法の一つが古くはインドでは瞑想、日本では座禅、アメリカではマインドフルネスと一点集中することで、他の事は考えられなくなるいわゆる「空」という状態で、感情を抑える呼吸法です。
アメリカの研究で、マインドフルネスを一定期間やると、扁桃体が小さくなるというデータがあります。
つまり、マインドフルネスを行えば行うほど、感情的になることが少なくなるということが 言えます。
また「扁桃体を制する者は人生を制する」と脳科学者たちの誇大ではない共通の認識だそうです。
私は、毎朝 10分瞑想とマインドフルネスをおこなっています。
効果に関しては個人差はあるとは思いますが、やる前の自分と比較して、事件事故のニュースに対する感情が穏やかに捉えられるようになってきています。
マインドフルネスのやり方は、非常に簡単です。
誰にでもすぐに気軽にできますので、ご紹介します。
①自分の落ち着ける場所で、椅子に心地よい姿勢で座ります。
(腰痛などお持ちの方は、無理なさらずに楽な姿勢でお座りください)
②軽く目を閉じて、手は膝の上にゆったりと置きます。
頭は天井から糸で釣りさげられているような、足の裏はしっかりと地面に一体となっていつながっているような感覚(イメージ)を持ちます。
③ゆっくりと鼻から息を吸い鼻から息を吐くように、呼吸に意識を向けます。(鼻呼吸が苦しい場合は無理せず口呼吸で)
呼吸に意識を向けるように数を数えながら呼吸するのもよいでしょう。
その時に例えば1から10まで数え、1から4までは息を吸い、5から10までは 息を吐く そんな感じでしばらく呼吸を意識してみてください。
※息を吐く時間のほうを長くします
④息を吸うときはおなかが膨らんでくること、吐くときはおなかが縮んでくることを感じながら呼吸を意識していきます。
⑤呼吸が安定してきて、リラックスしてきたら、頭のてっぺんから足のつま先まで、とてもゆっくりと意識を向けていきます。全身をゆっくりスキャンしていくように。
⑥この間で、雑念が浮かんできた場合、呼吸のカウントにまた意識を向けるようにします。
⑦これを1日1回 5分~10分おこないます。 朝のお仕事前にやると集中力が高まり、業務効率アップになりますし、夜寝る前にやると、ぐっすりと質の良い睡眠ができます。
コロナの重症化を防ぐためのひとつに免疫力UPがありますが、参考免疫力UP術のブログはこちらへ
しかしハイジャックとは、良く名付けたものだなぁと思います。
みなさんもハイジャック犯にならないように、注意しましょう。(笑)
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