井の中の蛙大海を知らず、されど・・・

今日は、ことわざから少しためになるお話をします。
結婚式などのスピーチにも使えそうな感じになっちゃいました。

誰もが一度は聞いたことがある 中国の思想家荘子の有名な
井の中の蛙大海を知らず」ということわざがありますが
意味は
考えや知識が狭く、もっと広い世界があることを知らない
そのためその狭い世界にとらわれて広い世界があることに気づかず、
得意になっているさまを表しています。

みなさんもそんな経験はないでしょうか?
仕事を突き詰めると、周りが見えなくなり、どんどんできるようになると
周りよりも自分が一番偉いと勘違いする
。なんてことも同意ですね。
以前のブログワーカホリックもその一例です。

ただ、このことわざの続きがあるのを、ご存知でしょうか?
ある日本人がこの後に付け足したといわれていますが、

「井の中の蛙大海を知らず、されど空の深さ(青さ)を知る」

これは、狭い世界でも、逆に突き詰めれば深い知見を得るということです。
荘子は、視野を広げて、俯瞰して物事をみよと説き
さらに、ある日本人は、極めることで、より良いものが作り出せると加えた。

これは職人気質の日本人に向けたことわざだなぁと捉えています。

まとめると、
「プロは、常に謙虚でかつおごることなく良いものは取り入れ、得意とする自分の技と掛け合わせて磨いていくことで、たくさんの方々に品質の良い製品やサービスを提供することができる」
という意味と解釈もできる。

日本人は、昔から中国の文化を取り入れて、それを自分のものにするのが
上手い民族なのだと、つくづく感心するとともに
我々にもその血筋が受け継がれていると思うと
良いところはどんどん吸収して、より発展させていきたいという血が騒いできませんか?

ちょっと大袈裟すぎましたね。

いずれにしても、日々新たな視点に立ち、よく見て聞いて感じとる感度を持ち続けることは自己成長にとっては大切なことですね。

さあ、このことわざの意味を自分なりの解釈でさらに見つめ直してみましょう

きっと新たな気づきがあなたを待っています。

おもしろかったら是非お友達にポチッとシェアしてくださいね^^/