SDGsが目指す社会

■ SDGs が目指す社会 ■

国連が提唱する持続可能な開発のための目標(SDGs)は、「”誰ひとり取り残さない” No one will be left behind」という考え方の下、

貧困に終止符を打ち、地球を保護し、全ての人が平和と豊かさを享受できる社会を目指している。(略)

また、SDGs で掲げられている課題に関して、自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出し、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動である

「持続可能な開発のための教育(ESD)」も行われている。SDGs を達成するためのESD の推進と、SDGs の目標達成と相まって、全ての人が必要な教育を受け、その能力を最大限に発揮する社会の到来が期待される

ESDとは (ESD=Education for Sustainable Development)

人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、気候変動、生物多様性の喪失、資源の枯渇、貧困の拡大等、人類の開発活動に起因する現代社会における様々な問題を、各人が自らの問題として主体的に捉え、身近なところから取り組むことで、それらの問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらし、もって持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動です。

■ESDで目指すこと■

持続可能な社会づくりを構成する「6つの視点」と
課題解決に必要な「7つの能力・態度」

持続可能な社会づくりの構成概念(例)

Ⅰ 多様性(いろいろある)
Ⅱ相互性(関わりあってる)
Ⅲ 有限性(限りがある)
Ⅳ 公平性(一人一人大切に)
Ⅴ 連携性(力を合わせて)
Ⅵ 責任性(責任を持って

ESDの視点に立った学習指導で重視する能力・態度(例)

①批判的に考える力
②未来像を予測して計画を立てる力
③多面的・総合的に考える力
④コミュニケーションを行う力
⑤他者と協力する力
⑥つながりを尊重する態度
⑦進んで参加する態度

なお
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