本末転倒なこと

こんなことはないでしょうか。
半期目標で売り上げ10%UPを掲げ、そのための手段を
組織内の部署毎、社員毎に貢献目標に落とし込み販促活動を行うが
いつのまにか、個々の貢献目標を達成させることが目的となってしまい、
会社全体での売り上げ目標が思った程伸びない。
そもそもの売り上げ目標が絵に描いた餅になっているパターンで、
これじゃスローガンです。
本質を見据えて、戦略的な売り上げup計画に基づいたリスク分析が
なされているのか?

また
知識ばかり多くても、使う機会がなく、宝の持ち腐れの状態なのは
就活や昇給昇格目的で資格をとっても、使わないと、その知識も腐るのと同じ
知識はあった方がいいが、明確な目標の基に計画的に実行されていればよいが
資格を取ることが目的になっていないだろうか?

ともに重要なのは、本質がなにかということですね。

では、本質とは?

野暮な質問が良くある。
その例をご紹介します。
限界は誰が決めるのか?人に決められるべきものではないと思うのだが。。。

イチローが引退会見のときに、「プロ野球選手として成功して何を得たか?」
の質問にたいしてイチローは、「どこからが成功なのか僕には判断できない。
だから成功という言葉はぼくは嫌い」
と言っていた。

イチロー選手にとっての成功とは
目標はあっても単なる通過点であってそこはゴールではない。
今の自分を少しずつ小さな目標をクリアしていく生き方をイチローはしてきている(現在進行形)
1日1日が自分の成長に繋がり毎日前進している人に、成功という限界線を引くこと事態野暮ですね。
人それぞれに価値観は違って当たり前で何が正解だとか、だれが言い切れるのか?

その事例でした。
本質がわかれば、自ずと納得出来ると思う。

深いいい話です。