やる気のメカニズム

自分にも、従業員や部下に対する指導でも、やる気ない人に対して

やる気を起こさせるのは大変ですね。

今日は、やる気のメカニズムについてお話します。

やったことないことをやると多かれ少なかれ自信が付きます。
そしてその対価でやる気がでます。

皆さんも思い出してください
はじめて自転車に乗れたとき。嬉しいですよね。
ワクワクそしてさらにもっと上手に乗りたくなりますよね。

やる気って自然に沸き上がると思っていますか?
違いますね

何かやった結果出てくるものです。
何もやらなければ、やる気はでません。

自分で動く場合や、周りの環境に刺激されて動く場合など
実際に行動をとった対価としてやる気が出てくるのです。

脳科学的には、このときに神経伝達物質のドーパミンや
アセチルコリンが多量に分泌され、脳が活性化します。
その結果 発想力やひらめき、効率UP、幸せを感じます。

よくやってもいないのに出来ないって決めつけて、やらない人がいますが、
これは、過去の経験を基にした思考からやる気が出ないからです。

にわとりが先か卵が先かの世界で堂々巡りですが、

これだけは言えます。

やる気を出したいなら、まずはやってみる。
やらないのは、何も考えないのと一緒。
思考が停止し、何事もうまくいきません。

ところでやる気って何でしょう。
言葉をそのまま訳すると

行動したくなる気持ちや感情

でしょうか。
この感情がわくメカニズムは、前の過去の自分や周りの行動による結果が基になっています。

その結果がプラスの結果の場合に、また行動したいという感情が生まれますが
マイナスの結果の場合は、同じ行動をとりたくないという感情が生まれますね。

先ほどのやってもいないのにできないと決めつけてやらない人は
このマイナスの経験からくる感情と思われます。

ただこれだと思考停止してしまい、何も行動できなくなります。

過去のマイナスの経験を活かして、どうしたらできるようになるのかを考えてやる。
すると別の新たな行動をとるようになり、その結果が やる気に繋がります。

そうです。やる気はやったことないことをやることで増幅するからです。