成長の原理とは

今日は成長の原理についてお話します。

まず潜在能力について考えてみます。

よく潜在能力は誰しも持っているんだと言われていますが、実際に本当にそう思っている人と思っていない人がそれぞれいらっしゃるのではと思います。

何故かというと  そもそも潜在能力って、見えない(わからない)から潜在であって、見える(わかる)のであれば顕在(けんざい)能力になる。
そう考えるとわからないのではないか?と
押し問答となるからなのかなぁ。。。と私は思っています。

そこで、人間科学的にひも解いて整理してみましたので今日はそのお話をします。

ただ話が非常に長くなるので結論から先にいうと、

「潜在能力は、意識ではわからない要するに無意識にある自分の能力のこと」
「成長すること=潜在能力の顕在化作業」

ということです。

動画でも紹介していますので、こちらを参照ください

何故この結論に至るかは、以下の長い文章でまとめていますので、ご参考にご覧ください。
 

人の神経細胞の数は約1000億個(ウィキペディア調べ)そのうち大脳皮質は約21億個(全体の2%弱)と言われています。

このとてつもない数の神経細胞が体の中を張り巡らされていて、体中の神経を構成しています。
そして、その神経細胞は、人が意識しているしていないにかかわらず常に活動をしています。

通常、意識したときだけ、人は神経細胞からの信号を認識します。

例えば、椅子に座っているときのお尻と椅子との接面の感触や立っているときの足の裏と地面との接面の感触などは、通常意識していないときは感じないが、意識するとその接面の感覚を感じます。

まとめると1000億個にも及ぶ神経細胞から作られる感覚は、意識しているところは殆どなく、殆どが無意識レベルで感覚を伝えていることになるのです。

このことは何を表しているかというと
人間は普段は意識するよりもはるかに無意識の状態が多いということです。

では人は意識して初めてなにかを感じると思っているのでしょうか?
それは間違っていて無意識レベルで、物事を感じているのです。

例えば膝を何かぶつけて、痛いと感じるのは、意識するよりも先に無意識レベルで痛みを検知し
その信号が大脳皮質に到達することで意識にあげられます。
したがって人によりますが、ぶつかってから意識するまでに数ミリ秒かかります。

また、人は意識(認知)できるのは、五感で受けた情報の2万分の一(0.05%)と言われています。
極端な話をすると、2万人のうち1人が全く同じ認識を持つと考えられますので、
人は如何に様々な情報を歪曲、削除、一般化して社会で生きているのかということがわかります。

以上のような前提に立つと

潜在能力は誰しも持っているが意識を変えないと顕在化してこない

ということです。

人は常に新しい情報で日々成長していくうちに意識もそれにつれて無意識に変わっていきます。
そうやって意識を変えていくことで、潜在能力が顕在化していくのです。

要するに、成長すること=潜在能力の顕在化作業 ということです。

 
私たちはコーチング&ヒューニングを通して、みなさまが抱えている自分自身を変えていきたいという思いをされている方々の潜在能力を顕在化することで成長を促すお手伝いをさせていただいています。

誰もが持っているまだ見えない能力を生かさない手はありませんよね。
自己成長できる可能性がまだまだたくさんあることは素晴らしいと思います。

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