医療従事者に感謝  キーワードは「心の距離感」

不安をあおる言葉

最近病院で、看護師さんの何気ない一言

「ちょっと痛いですけど、 少し我慢してくださいね」     

という注射針を刺すときの言葉で、

それまで注射を打たれる覚悟を決めていた“心”が

「痛い」という看護師さんの言葉により 

「痛かった過去の記憶からそのときの状態」が自分心の中でイメージされ

そして、チクっと針が刺さる瞬間

「痛い!」と思わず叫んでしまった ^^;



何故だろう そのとき看護師さんに

最初に「痛い」って言ったらから 痛いと思っちゃったじゃん

って、無意識に言っていた

私の心の中では、もう少し柔らかく

「チクってするけどすぐ終わりますよ」

って言われるのを期待していたのだと思います

この感覚は人それぞれとは思いますが

「言葉」って本当に重要ですよね

一瞬にイメージを変えてしまう

「言葉」は魔法であり凶器でもある

今 新型コロナの感染の影響で

院内感染を防ぐため病院内では緊張感が非常に高まっている状況です

そんな 医療従事者のぴりぴり感が 

ちょっとしたことで、この空気で患者に伝わる

いつもより笑顔が減った、会話も減った人数も減った言動に余裕が無くなった

今まで看護師同士、患者さんとの和気あいあいの雰囲気が一転して

ピリピリした雰囲気となっていました 

何だろうこの感覚は

周囲に居る人たちは お互いに コロナ感染しているのではとの疑心で

目には見えない「こころの距離感」が出来ているよう

このときにふと

遠い昔、子供の頃に、汚いものを持った子から

距離を取るために

「バリア」って言って

子供同士でふざけて遊んでいたころの感覚に似てる感じを思い出しました




今言われている感染拡大防止としてソーシャルディスタンスといってますが

人との接触を2m以上距離空けてましょう」 ですが、

これで、無意識に心の距離感までも空けてしまっているように

思います

「差別、偏見、風評被害」

言葉にするとまたイメージをしてしまいますが  

確かに新型コロナウイルスは脅威であり、未知であるから

人は不安になりますが

その「不安をあおる言葉」が益々心の距離感を空けて

その人の人格がそうしているのではなく、だれも悪いわけでもないのに

感染者や命を懸けて戦っている医療従事関係者は、差別、偏見、風評被害を受けている

どうして?

「心の距離感」までも空ける必要はないのに

この状況は 

東日本大震災の原発爆発による放射能汚染で

福島へ向けられた風評被害のことに相似している

この時も被害者は何も悪くないに、心の距離感は遠くなってしまっていたんだなと


重要なことは 正しく恐れるということです

それは、“正しくイメージする”ことです

それには、言葉が大切ということです

人は、言葉に惑わされ、踊らされ、そして勝手なイメージが作り出されます

だから まさに今、この危機的な状況下では
一人ひとり個々の発する言葉に責任をもって、気遣いを忘れないように

疲弊して心の余裕が無くなるとそれが出来なくなります
そんな時こそ周りの人が発する温かい言葉が救いになります

そして心の距離はグッと縮まります


医療従事関係者には心より感謝を致します


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